1997年、大学生のときの初めての海外旅行は、1人旅で北京でした。
パックツアーではなく、最初の3泊だけホテルを予約して、後の4泊は現地についてから自分で探そうと思ってました。
映画「スワロウテイル」や、小説「深夜特急」を見て、海外、特にアジアにとても興味を持っていました。
天安門前のメインストリートは、車道が5車線以上あるようなとても大きな道路だったのですが、車は1車線ぐらいしか使っていなくて、残りの4車線は全部、自転車でした。
赤信号から青信号になると、一斉に自転車が動き出す姿をみて中国の人の多さ、パワーの多さに圧倒されました。
日本を出て初めての海外だったので、見るものすべてが新鮮でこれまでの日本の常識とは違う世界が海外にあるという実感を持ちましたので、帰国後は大学を卒業して大企業に入社するという一般的な道に対してますます懐疑的になっていきました。
そして、さらにアジアを見たいと思って、タイやネパールやインドに行くことになり、旅先のネパールで本場の紅茶商人と出会い、紅茶の輸入で学生起業することになったのです。。。。 (つづく・・・)